お問い合わせ

学生トピックス詳細

インド人社会を体験

国際コミュニティ学科8期生の有志18名はフィルドワークの一環として、
3月2日(金)にインド人社会を体験するため、船堀駅近くにあるインド料理の
レストランとインド式寺院を訪問しました。

菜食インド料理店;「ゴヴィンダス」(インドの宗教の神様の名前)
  店長マヌさん;(男性日本在住10年程)



(写真下)北インドの主食「ナン」は、
小麦粉から作られる生地でカレースープの具には南京豆入り、甘め。



(写真下)南インドの主食「ドォサ」は、
米粉から作られる生地でカレースープの具には青唐辛子入り、
塩と辛味が効いたもの。
じゃがいものをすった物を混ぜた生地をマサラドォサという。



食事の後、店長マヌさんの案内でレストランの隣りにあるインド寺院へ。



「昼の礼拝」が始まる時間で皆で参加させていただきました。



左側男性神の名前;「クリシュナ⇔Krishna」;天の全ての美しい物の意。
右側女性神の名前;「ラーマ⇔Ram」;愛の意。

僧侶(日本人の方)のお話;
 インドの寺院;イスコン・ニューガヤ・ジャパン
         正面の祭壇が開くと中央に男性の姿と女性の姿をした
         ヒンズー教の神様と開祖の像などが見えました。
 
礼拝回数;朝の5:30から8:30、12:30、15:00、18:30、21:00の6回。

マントラ・ヨーガ;一人で静かに唱える礼拝。
サンキールタン ;大勢で集まって美しい旋律を楽しく歌ったりする礼拝。
           楽器は他に琴、鐘、鈴、びわ等も使用することがある。
           当日は楽器(横型太鼓)を使って大勢で礼拝。

歌詞;
ハレー クリシュナ     天の全ての美しい物
ハレー クリシュナ     天の全ての美しい物
クリシュナ クリシュナ   天の全ての美しい物 天の全ての美しい物
ハレー ハレー
ハレー ラーマ       愛
ハレー ラーマ       愛
ラーマ ラーマ       愛 愛
ハレー ハレー
繰り返し、歌うように唱えると満足感・平安が得られるとの事。

その他の言葉の意味 
マントラのマンは;こころの意。
トラ ;開くの意。
ヨガ ;連なるの意、献身の意。
ヒンズー教の名前の変化;アーリア教(民族)→ジィンドウ教(川)→ヒンズー教。

(写真下)僧侶の着衣;ドーティと言う名前で
           6~7mの布を巻いてズボンのようにする。
     女性の衣装;サティと言う名前でこれも1枚の布を巻いて装う。



感想;インド料理店やヒンズー教寺院の1つをたずねて、日本とは違った食材、
   味覚、色彩、仕草、リズムを体験して、店長さん、僧侶や信者さん
   からお話を伺うことができました。
   日本と異なる文化、習慣が多くありましたが心身の調和と健康、暮らしに
   平安を願っている価値観の共通など感じられる貴重な体験でした。

2012/03/25