2月21日(火曜日)国際コミュニティ学科8期生の授業では
日本語ボランティアの卒業生グループ『あいうえおの会』の方から、
活動の経緯や活動内容などの講義を受けました。
講義の後、講義室を出て電車で移動し、
グローバル・インディアン・インターナショナル(GIIS)東京校へむかいました。
東京校の概要;
GIIS :拠点をシンガポールに置く
教育財団グローバル・スクール・ファウンデーション(GSF)が運営。
2006年 :江戸川区に開校。
児童生徒:現在2歳~16歳までの約240名
国籍など:インド人(58%)、日本人(31%)
その他(11%)はパキスタン、スリランカ、ブラジル、
シンガポール、フィリピン、ネパール、アメリカ、
バングラデイッシュ、タイ。
通学地域 :江戸川区、江東区、千葉県などから。
カリキュラム:基本的にインド本国で広く用いられる
一般的カリキュラムが行われている。
それはインド中央政府管轄の後期中等教育
中央審議会の指導に従っている。
数学・IT学習・社会科に力を入れる一方で
インドの哲学、ヨガ、マハトマ・ガンジーの
教えを含んでいるとのこと。
基本言語 :英語
選択制言語:ヒンディ語、サンスクリット語、タミル語
フランス語、日本語がある。
日本文化 :東京校では、課外授業として折り紙や空手を
学ぶ機会を設けている。
学校内では私たち学生は3グループに分かれて、
3つの教室を順番に参観しました。
授業を参観したのちに、校長先生のお話を伺いました。
ヨガの教室ではヒンズー教の教えを元に心身の調和を学んでいました。
2歳~5歳児に対して英語、算数などを無理なく教えるためにゲームや
遊びを通じて指導していて、当日は“日本のしりとり唄”に合わせて
日本語を習っていました。
コンピューター教室では、ITも幼い時から「毎日使う」ことを徹底し、
本国に帰国しても差がでないように指導されているとのことでした。
校長先生のお話;
最近の日本におけるインド人社会は西葛西、小松川などを中心に
多く集中していて、在日インド人は優れた教養と高いレベルの
収入の人々から成り、ここGIISを卒業後の生徒の進路もインド本国
及び英国、アメリカの大学へ進学するのにさほど困難ではなく、
国際的に進学している現状とのことです。
マハトマ・ガンジーの肖像や遺した言葉が学校の色々な場所に設置・掲載され、
インド人社会の理想とする気高いものを感じる体験授業でした。
学生トピックス詳細
グローバル・インディアン・インターナショナルスクール体験授業
2012/03/22