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葛西の四季折々(201)「大寒桜」

 3月も10日を過ぎると早咲きの大寒桜や支那実桜が咲き始めます。更にアンズや紅葉スモモも咲き始めて、待ち遠しかった春がようやく到来した感じがします。更に今年はソメイヨシノの開花も例年より一週間程度早くなり、これからが忙しくなります。
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●西葛西の新田小学校に早咲きのオオカンザクラ(大寒桜)があり、咲き始めていました。花は淡紅色でカンザクラより少し大きいです。



●大寒桜にヒヨドリ、メジロが吸蜜していました。大寒桜の花とメジロの姿は一幅の絵として見応えがあります。



●葛西地区の数か所にシナミザクラ(支那実桜)があり、この時期に咲きます。支那実桜は文字どおり中国のサクランボです。場所としては西葛西のマンション、宇喜田公園、新左近川のかもめ橋の近くにあります。



●清新町の杏の里のアンズも咲き始めました。近年手入れをしたので、今年も花付きがよく、見頃を迎えていました。



●新長島川親水公園の入り口にベニバスモモ(紅葉スモモ)があり満開でした。紅葉スモモは文字どおり紅紫色の葉を一年中つけています。



●紅葉スモモの花は薄紅色の小さな花です。自家受粉では実をつけないので、この場所には一本しかないので、実が付いたのを見たことはありません。



●清新町緑道の杏の里の入り口に大きなフサアカシアがあり、黄色い花が咲き始めています。このフサアカシアは清新町緑道のシンボルツリーと言ってもよい木なので、毎年きれいに咲いて欲しいと願っています。



●葛西臨海公園では春の息吹を感じさせるツクシも生えてきました。ツクシは以前は公園内に沢山ありましたが、年々少なくなっています。



●西葛西のマンションにシキミがあり、薄黄色の花が咲いていました。シキミの葉、花、実には毒があり、特に実は香辛料の八角に似ており、これを食すると死に至ることもあります。
 

2018/03/20