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葛西の四季折々(34)「八重桜」

 4月19日(火)の午前中は葛西臨海公園・鳥類園で竹林の整備作業をして、その午後に公園内を花を求めて散策してきました。帰りには東葛西の雷公園に寄ってギョイコウ(御衣黄)を見てきました。



●葛西臨海公園の西側の駐車場の周りにはサトザクラが沢山あります。この時期各種のサトザクラが咲いています。写真は八重咲きのイチヨウです。花の中心部から葉の形に変化した雌しべが一本出てくるので、イチヨウ(一葉)の名前がついたようです。



●同じ駐車場に薄い黄色味をした八重咲きのウコンです。葛西地区ではこのウコンはよく見かけます。



●東葛西の雷公園に今では有名になったギョイコウ(御衣黄)が満開でした。今年はソメイヨシノは10日程度遅れましたが、サトザクラはそれほど遅れることなく、例年の時期に咲いてくれました。



●葛西臨海公園の鳥類園ウォッチングセンターの近くの金網にムベがあり、満開でした。ムベはアケビに似た実を付けます。味はアケビの方が美味しいそうです。実が熟す頃には取られてなくなっているので、まだ食したことはありません。



●西葛西の小島団地には花壇にレンゲソウが多く咲いていましたが、年々少なくなり今年は一鉢の花壇にだけ咲いていました。都会でもこのレンゲソウが沢山あれば良いのにと思っていますが、なかなか思うようにはなりません。



●最近少なくなった花にマツバウンランがあります。葛西臨海公園には沢山ありましたが、最近はかなり少なくなってしまいました。しかし一方で今までなかった所に急に咲いていることがあります。写真は西葛西図書館の植え込みに咲いていたもので、何処から飛んできたのか不思議な気がしました。



●写真はウンラン系で葉の形からツタバウンランと呼ばれているものです。場所は西葛西の銀行の建物の隙間にぎっしりと咲いており、大変繁殖力が強いなと感心します。

2011/04/23