12月17日(金)は天気もよかったので、葛西臨海公園を散策してきました。この時期は花としてはサザンカが目立つぐらいでしたが、赤い実の木が多くありました。
●写真はナナミノキです。モチノキ科の木で、静岡県以西にあるとありましたが、鳥類園の北側に数本ありました。これまでこの木に気が付かず、最近の植物観察会で教えられました。やや細長い赤い実はモチノキに比べて大変綺麗です。
●モチノキ系の赤い実と言えばこのクロガネモチかと思います。こちらは赤いつぶらな実がびっしりと付きます。
●モチノキも赤い実をつけますが、ナナミノキ程には艶がなく、なんとなくくすんだ赤い実です。公園内のあちらこちらにありますが、あまり目立ちません。
●クスノキ科のヤブニッケイです。葉はシロダモに似ていますが、実はシロダモは赤く、このヤブニッケイは写真のように黒紫色で釣り下がって付けます。
●観覧車の北西側の道の植え込みにコトネアスターの赤い実がびっしりと付いています。図鑑などによるとコトネアスター=ベニシタンとありますが、写真を見るとこれはベニシタンではなく違う種類だと思います。コトネアスターには約70種類ぐらいの品種があるそうです。
●公園のクリスタルビュー近くに樹形のよいサザンカが満開でした。椿と違ってサザンカは花びらが一枚一枚パラパラと散りますので、木の下が赤く染まっていました。
●サザンカのアップの写真です。形のよい花がびっしりと満開でした。
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(29)「12月の葛西臨海公園」
2010/12/19