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国際の授業でインドの講師をお招きしました

 

令和5年2月24日(金)

国際コミュティ学科17期の授業に、よぎ(プラニク・ヨゲンドラ)氏をお迎えしました。よぎ氏は、全国インド人協会会長で現在は茨城県土浦第一高等学校の校長職に就任されています。教育者でもあり、外国人として日本で暮らしてきた様々な問題を提起し、自らの子育て体験も交えて話を進めます。

 

 

「異文化理解と多文化共生へ」について、地域で出来る私達の役割分担は何かを考えさせられる授業です。大震災を経験して2012年に日本に帰化しまた。住まいは江戸川区の西葛西の団地に住み、お祭りの後片付けをしていたら次に自治会に入るように勧められ、地域の交流も自然に展開しました。息子さんを留学させたきっかけは、小学校の先生からいじめを受けたのがきっかけになりました。

 

 

 

外国人の労働力に関しては企業の受け入れ体制等まだ不十分であり、本当に外国人は必要ですかと問いかけもありました。これからの、共生を進めるにあたり課題と問題点を提起されました。現在は江戸川印度文化センターを開設し、インドに関する正しい情報や教育を発信しています。

 

 

野山学科長は、よぎ氏の授業を来期の授業にも入れて行きたいと、最後にお話しされました。インド人の講師は2人目になります。授業後は、よぎ氏を囲んで質疑応答で、活発な意見交換ができました。今後のよぎ氏の教育者として現場からの声と、世界に向けての発信力に期待します。

 

 

2023/04/12