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葛西の四季折々(315)「10月の草花と木の実」

10月になると朝晩はかなり寒くなり、秋から冬へと季節が変わっていく時

です。残り少ない草花と晩秋の木の実でまとめてみました。

 

 

 

  • 10月初旬になると、街を歩いていると芳香が漂ってきます。周りを見る

とキンモクセイが咲いています。今年は木によって咲く時期にかなりばらつ

きがあり、かなり長い期間みることができました。写真は清新町緑道のかも

め橋近くで、10月3日に撮りました。

 

 

 

  • 北葛西のマンションの敷地にブラシノキが咲いていました。普通ブラシ

ノキの花期は初夏ですので、かなり季節外れになります。写真は10月16日

に撮りました。

 

 

 

  • 新川の北側にタマスダレが咲いていました。タマスダレはヒガンバナ科

です。写真は10月16日に撮りました。

 

 

 

  • この時期になると黄色い花のセイタカアワダチソウが目立ちます。セイ

タカアワダチソウは外来種で嫌われてもいますが、花はよく見ると綺麗です。

写真は葛西臨海公園の鳥類園で10月15日に撮りました。

 

 

 

  • 葛西臨海公園の西側の岸壁の波が打ち寄せる場所にウラギクがあります。

ウラギクは東京都では絶滅危惧 IB類に指定されている貴重種です。今年

は株数が10株程度で今後が大変心配です。写真は10月23日に撮りました。

 

 

 

  • 清新町緑道のかもめ橋の近くにモッコクがあり、ヒメリンゴのような赤い

実がたわわに実っていました。写真は10月3日に撮りました。

 

 

 

  • 清新町緑道にハクウンボクが一本あり、この時期になると写真のような

実が垂れ下がっています。ハクウンボクはエゴノキの仲間ですが、実はエ

ゴノキよりひとまわり大きいです。写真は10月3日に撮りました。

 

 

 

  • 宇喜田公園にはコブシの木が沢山あります。コブシの実は写真のように

拳の形をしており、外皮が裂けて赤い実が出てきます。写真は10月13日

に撮りました。

 

 

 

  • 葛西臨海公園・鳥類園の通称田んぼと呼んでいる近くにガマズミがあり、

写真のような真っ赤なつぶらな実が生っています。鳥類園の中なので、近く

に寄って見ることが出来ないのが残念です。

 

 

 

  • 鳥類園に一本だけケンポナシがあります。写真の黒い丸いのが実です。

その周りの薄茶色の部分は果実の柄です。この柄の部分は食べることが

でき、甘いです。写真は10月19日に撮りました。

 

 

 

  • 写真はコヒガンバナの実です。ヒガンバナは実が付きませんが、コヒガン

バナは写真のようにしっかりした実を付け、この中の黒い種から新芽がでます。

写真は10月15日に撮りました。

 

2022/10/28