2022年9月28日さわやかな秋晴れの空の下、今年卒業を迎えた第16期生を対象に、初めての日帰りバス研修旅行を実施しました。
この研修旅行は、2年生を対象に区内各所を視察し、卒業後の活動に役立ててもらうことを目的とした『大人の社会科見学』です。
バスに乗って、いざ出発!!
最初は都市計画道路284・288号線の整備の状況などについて、事務局より説明がありました。
実際に車窓の景色を眺めながら説明を聞くと、古い道路が整備され、広く快適になったのがよくわかります。
次は、区役所土木部職員の解説を聞きながら北小岩一丁目地区スーパー堤防を視察。
「まだ整備されていないところは災害時大丈夫なの?」「区内すべての整備が終わるのにどれくらいかかるの?」など、様々な質問が飛び出しました。
水害対策や災害に強い街並みを作るためには、なにより地域に暮らす住民の理解を得ることが重要であるとわかりました。
そしてバスは子ども未来館へ。
ここでは二手に分かれて、交互に未来館の見学と子どもライブラリー(篠崎子ども図書館)の見学をしました。
館長による子ども未来館の紹介を聞いた後、館内を見学すると大人でもワクワクするような珍しい生き物がたくさん!!屋上では「すいおう」という珍しい野菜が栽培されてました。
その他、子どもアカデミーの教材なども見せてもらい、子ども達の知的好奇心を満たす世界に触れることができました。
子どもライブラリーでは、図書館長自ら館内をまわって本を紹介してくれました。
ここでも、知的好奇心をくすぐる本がたくさんあって、どれを手に取ろうか目移りしてしまいます。
子ども向けと侮るべからず、大人も閲覧することができますので、お近くの方は是非訪れてみてください。
そしていよいよ、葛西臨海公園にてお楽しみの自由時間です。
ホテルシーサイド江戸川のレストランで優雅なランチタイムを楽しんだり、海浜公園まで足を延ばして広い園内を散策したり、皆さん思い思いに自由な時間を過ごしました。
最後は葛西防災公園へ。
江戸川区危機管理部職員が、非常用のかまどベンチやマンホールトイレの使い方を解説。普段から身の回りにある防災設備をチェックしておくことが大切ですね。
また、園内の備蓄倉庫では、山と積まれた非常食や毛布などに圧倒されました。いざという時の為とはいえ、これだけの量を管理するのは大仕事です。
「非常用の乾パンやアルファ米はホームセンターなどで購入できるので、一度食べてみるといいですよ」と職員からアドバイスが。
帰り際に一人ずつ防災クラッカーをお土産にもらいました。
その後、バスは無事帰路につきました。
学生達からは「大学最後の思い出に、仲間たちとゆっくり親睦が深められました」と笑顔がこぼれ、別れを惜しみつつ解散しました。
皆さん、お疲れ様でした!