3月下旬になると桜以外の草花も一斉に開花します。気をつけて廻りの景色を見ると、色とりどりの花が咲いているのに気づかさせれます。今回はそんな草花に焦点を当ててみます。
- 葛西臨海公園の西側の水路の東屋近くに、ハナニラが群生しており、淡いブルーの花が絨毯を敷き詰めたように広がっていました。
- 葛西臨海公園・鳥類園の海側の小路にムラサキケマンが群生しています。このムラサキケマンが繁茂するよう、我々ボランテイアグループが見守っています。今年も元気に咲いていました。
- 葛西臨海公園・日本庭園の裏にキランソウが沢山あります。キランソウはこの季節にしか目にしませんので、公園協会に特別に保護を依頼するのも遠慮していますが、毎年ここに繁茂して欲しいと願っています。
- 葛西臨海公園の西側の岸壁の水たまりにウシオハナツメクサが咲いていました。この花は特殊な環境に生育しているので、その環境がある場所でしか見られません。
- 葛西臨海公園・鳥類園の磯の小路の石垣の上にアケビの花が咲いていました。最近は水族園の海側にアケビが繁茂しており、花も見やすくなりました。
- 最近いろんな所でスノーフレーク(スズランスイセン)を見ます。花弁の先に緑色の斑点があるので、見分けやすいと思います。
- 西葛西のマンションの庭にスパラキシス(スイセンアヤメ)が綺麗に咲いていました。スイセンアヤメは栽培品種なので、花はいろいろな色がありますが、ここの花は特に綺麗だと思います。
- 西葛西の小島団地の花壇にツクシが群生していました。4つある花壇でも1つだけに群生しているので、ちょとした環境の違いがあるのかも知れません。
- 自宅のマンションのベランダの植木鉢のニショクアツバスミレが綺麗にさきました。2年前の正月に何もなくなった植木鉢をかき回して、その後水をやり続けたら新芽が出て、育ちました。スミレは閉鎖花が種を一杯ばらまくので、掻き回して水をやれば新芽が出てきます。
- 葛西臨海公園の東なぎさにはクロツラヘラサギがよく飛来してきて、カメラマンの期待に答えています。3月26日に鳥類園の上ノ池にクロツラヘラサギではなくヘラサギが飛来してき、池畔から小型のカメラでも撮れる距離にいてくれました。ヘラサギの方が見れる機会が少なく、貴重種の扱いになっています。