「共通基礎科目」として学科別の授業以外の科目を履修できるのも人生大学の魅力のひとつ!
今回はその中でも選択科目として、4つの科目から2つを選択して履修いただいているもののうち、「カウンセリングの基礎」の28年度の授業の一部をご紹介いたします。
「カウンセリングの基礎」では、「自分自身を知る」、「傾聴」を中心に、日常の様々な場面で活かせる技法を実習を通して身につけます。
1.カウンセリングとは
講師:諸富祥彦(明治大学教授)
カウンセリングの基礎である「リレーション(心と心のふれあい)」やディスカッション(良い悪いを議論)とシェアリング(共有体験)の違い、カウンセリングと人生相談の違いを学びました。
2.自分を知る
講師:大竹直子(千葉大学カウンセラー)
カウンセリングを実践的に学習するには、自己理解が重要です。授業では子どもの頃の楽しかったこと幸せだったことを思い出し、グループで話し合いました。悩みを抱えた時、幸せだった頃を思い出すことが心の支えとなる場合があるそうです。
3.傾聴
講師:大竹直子(千葉大学カウンセラー)
相手と安心できる関係を築くために必要な「聴く態度」について、毎回グループで演習をしながら体験的に学びました。傾聴では、相手を否定も肯定もせず、あるがままに受け入れ(受容)、その人の在りように沿うこと(共感)が重要であることを教えていただきました。
4.アサーション
講師:諸富祥彦(明治大学教授)
自分も相手も大切にした自己表現「アサーション」について学びました。自分の言うべきこと、言いたいことを、感情のままにまくしたてるのではなく、相手に伝わる方法で伝えます。「ランチの誘いを断る」「仕事をお願いする」などの具体的シチュエーションで演習を行いました。
※ここでご紹介している授業は、平成28年度の内容です。
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授業のようすを見てみよう!!(5)カウンセリングの基礎
2017/08/12