「共通基礎科目」として学科別の授業以外の科目を履修できるのも人生大学の魅力のひとつ!
今回はその中でも選択科目として、4つの科目から2つを選択して履修いただいているもののうち、「地球環境を考える身近な活動」の28年度の授業の一部をご紹介いたします。
「地球環境を考える身近な活動」では、環境問題を地球規模で考えたとき、問題の本質はどこにあるのか、私たちが具体的に取り組めることは何かを、時には講義室以外の場所に出向いて学びます。
1.環境問題の今 講師:北野大(人生大学学長)
環境問題について、発生過程や被害、環境基本法の基本理念などを解説いただきました。また地球温暖化問題について、メカニズムや特徴、日本で行っている対策を教えていただきました。
その上で、私たちは新しい価値観を持つ必要があり、「少欲知足」の精神で、ものの豊かさから心の豊かさを求めていきましょうとのお話をいただきました。
2.地域で育む水環境 講師:東京都下水道局
葛西にある「葛西水再生センター」を訪問し、私たちの生活排水はどのようにしてここまで来て、どのように処理されて荒川へ放流されるのかを、案内人の方に解説いただくとともに、下水処理の施設も見学させていただきました。水環境の保全のために、私たちの生活の中から取り組めることにも気づかされました。
3.生き物から見た地球環境 講師:佐々木洋
(プロナチュラリスト)
一之江境川親水公園周辺の自然環境を観察しながら解説いただきました。私たちの身のまわりには貴重な植物や生き物が棲む自然が残っていることを学び、この豊かな環境を次世代に残していくために、私たちに今できることは何かを考えるきかっけになりました。
4.自然エネルギーの過去・現在・未来
講師:藤村研介(非電化工房副代表)
那須で電気を使わずに生活できるよう発明をしている私設テーマパーク「非電化工房」の取り組み事例を伺いました。非電化冷蔵庫や非電化除湿機などの発明品をご紹介いただき、そのユーモアや幸せそうな暮らしに、快適・便利・スピードばかりを追い求める必要があるのか、私たちの生活を見直す良い機会になりました。
※ここでご紹介している授業は、平成28年度の内容です。
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授業のようすを見てみよう!!(2)地球環境を考える身近な活動
2017/08/15