◇第21回:特別講義 演習その4「場づくりは、人と人とのつながりから」
「特別講義 演習その4」のテーマは、『「わたしの種」(各自が気になっていること、知りたいと感じている課題)の調査を始める前に、「わたしの種」をどうしたら探せるのか、「わたしの種」とまちづくりの関係について』で、NPO法人れんげ舎 長田英史講師を招いて実施。
講師から、れんげ舎の主な活動 ⑴子どもの居場所・仲間づくり(子どもの力で考え、活動する自治活動が特徴の子ども会)、⑵カフェ&スイーツ通販(財源確保のためのビジネス)、⑶場づくり支援(「場所(建物)」ではなく、「場(人間関係)」を作る力を養う)について説明がありました。
質疑応答では、NPO法人の立ち上げ、運営上の課題と克服、活動継続へのアドバイスなど具体例に基づく説明があり、非常に有意義な講義でした。
(講師:長田英史(NPO法人れんげ舎代表)
◇【独自取組】「コミュニケーションを深める」ための取組
第12回ワークショップ演習その1で各グループから「コミュニケーションを深める」ための行動提案が出されましたが、今回は、Aグループの「ウォーキングとお弁当」を実施しましたので報告します。
4月17日(金) 曇り 午前10時30分 バス停「江戸川病院」 集合・出発
➡ 善養寺 日本一の松➡万福寺 栃錦の墓 ➡ 篠崎公園 昼食(各自持参)
➡ 篠崎文化プラザ 江戸川総合人生大学に13:00到着
総行程 約4km 参加人数 15名 でした。
江戸川区に住んでいながら、名前は知っているが行ったことがない話題のお寺、お墓などの名所・旧跡を、主催グループのガイドを聞きながら、楽しくウォーキングすることができました。篠崎公園での昼食もハイキング気分を楽しめました。改めてコミュニケーションを深めることができました。
◇第22回:「わたしの種」探し(企画づくり)1
「1年次のまとめ」として、各自が気になっている、知りたいと感じているテーマ(「わたしの種」)を自ら設定し、そのテーマについて調査・考察を行い、わかりやすく伝える・発表を行うこととしています。
今回は、その企画づくりの第1回として、自分が興味のある種(テーマ)を、クラスの仲間とも相談しながら選び、クラス全員に発表し、共有しました。
また、発表日(5月29日、6月5日、6月12日)毎にグループ分けを行い、今後の発表に向けての作業の中で、グループ内で意見交換、支援をしていくこととなりました。
・発表内容は、事実・事例の調査を7割、自分の意見・感想を3割程度とする。
・発表時間は、一人13分(発表10分+質疑応答3分程度)とする。
・発表方法は、PC、模造紙、紙芝居、寸劇等各自で工夫すること。
(講師:竹迫 和代)
◇第23回:「わたしの種」探し(企画づくり)2
「わたしの種」探し(企画づくり)の第2回は、情報収集のやり方&個別相談です。
「わたしの種」(テーマ)についての調査の必要性は、次のとおり。
(1)市民活動では、行動を起こす前に情報を集め学習することが大事。
(2)市民活動では、「人」が重要な情報源になるので口コミ情報は大切。
(3)一方で、資料や文献も有効な手がかり。
(4)資料や文献は、必ず「出典」を記録(コピー)する。
発表では、自分のテーマに関連する市民活動事例を最低2事例を紹介すること。
事例の探し方は、本、インターネット、新聞記事、雑誌論文などがあるが、ヒアリング(行政、キーパーソンを探して聞くなど)で探す方法も有効である。
なお、ヒアリングの際は、アポイントメント、事前準備を行い、面会ではメモをとり、ヒアリング後は、メモの整理、情報の区別、礼状と成果品の送付などを行うことが重要。
(講師:佐谷 和江(学科長))
学生トピックス詳細
江戸川まちづくり学科11期 「特別演習4」「独自取組」「わたしの種探し(企画)1~2」
2015/07/15